トロサハント症候群と診断され医者が突然入院することとなりました

医者である本人が急に自分の働く病院に入院することと

3日目 ステロイドはじまりました

昨日は検査疲れがあり病室とは思えないほどあっという間に寝ちゃってました

朝食はありませんでしたので

昨日持ってきてくれた妻の差し入れを食べました

高容量ステロイド内服の開始(60mg/day)

プレドニン苦いです

自分で飲んだの初めて

こりゃきついわ

こんなに長く病院にいることもないんだなと思いながらも

重症ではあるがステロイド内服で何とか直るだろうという疾患に安心していました

病名はトロサハント症候群

海面静脈堂の炎症が神経に波及し起こる症状で

片側の頭痛や眼痛、眼瞼下垂、顔面神経麻痺、複視、発熱、慢性疲労、めまい、関節炎があるらしいです

私の場合は頭痛、眼痛、眼球運動障害(動眼神経麻痺)、眼瞼下垂、複視でした

昨日のMRIにて海面静脈洞への波及が明らかになり、腫瘍らしいものはなさそうなので

その他の血液検査や経過を見る必要がありそうですが多分確定診断になりそうです

今日は眼科紹介で、眼窩領域の神経症状の確認や視野障害、視力障害についての検査でした

3時間近く6つの検査を行ってもらい、なんとまあすごかったです

診察も後輩の眼科の先生に見てもらい大変頼もしかったです

「先輩、しっかり休んでくださいよ。今週と来週に予約をとっておきますから」

「ありがとう。頼りにしてます」

たくさん知り合いいてよかったと思う ほんとに

結局視力などに問題なく、視神経にも問題なさそうとのことでした

朝40mg昼20mgの内服

まだ目の裏と肩の痛みがあったのでロキソニンをもらいました

午後からはのんびりと思ってましたが

せっかく病棟にいるので、色々事務仕事をしました

周りのスタッフの

「安静にしておいてくださいよ」

という声をいつも聞きながら

まだ、目の奥が痛くなるため昼のステロイド内服の際にロキソニンをもらいました

昼からはうちの母親と叔母がやってきました

こんな年になって親に心配かけるなんて

思ってもみませんでした

40数年間入院もすることなかったもんな

眼科の診察もあり、帰ってきて

コーヒーショップで母親と二人でコーヒーを飲みました

はじめてです

コーヒーショップでコーヒーをゆっくり飲むのも

母親と飲むのも

なんか不思議な感じですね

汽車で来てくれた母親をタクシーに送り届けて

CTの検査に行きました

頸部から骨盤までは何も問題なくおわりました

夜は子供と妻がやってきて着替えを置いていってくれました

夜の外来は子供にとってはいい運動場のようです

一緒に駆け回りました

そういう時間も必要ですね